Tおやじの日記帳~TakaWata’s diary~

主にPTA広報紙、その他の話題を書いてます!

初恋の甘酸っぱい思い出

30数年前、村下孝蔵さんの「初恋」という曲がヒットした。

 

五月雨は緑色
悲しくさせたよ一人の午後は
恋をして淋しくて
届かぬ想いを暖めていた
好きだよと言えずに 初恋は
ふりこ細工の心
放課後の校庭を 走る君がいた
遠くで僕はいつでも君を探してた
浅い夢だから 胸をはなれない

 

夕映えはあんず色
帰り道一人口笛吹いて
名前さえ呼べなくて
とらわれた心見つめていたよ
好きだよと言えずに 初恋は
ふりこ細工の心
風に舞った花びらが 水面を乱すように
愛という字書いてみては
ふるえてたあの頃
浅い夢だから 胸をはなれない

 

放課後の校庭を 走る君がいた
遠くで僕はいつでも君を探がしてた
浅い夢 だから 胸をはなれない
胸をはなれない 胸をはなれない
今もはなれない 今もはなれない

 

誰しも経験がある初恋。たまらなく甘酸っぱいというか、せつない。

 

せつないというのは、おそらく大部分の人は、片思いで終わるかもしれないという私の勝手な考え。

 

私の初恋は小学校3年生の時。学習発表会で合奏の練習をしていた。

 

その時ピアノを弾いていたMちゃんがいた。私のいた小学校は1学年4クラスあり、他のクラスにいたMちゃん。

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とてもきれいな顔立ちで、ピアノが弾ける。あっという間に彼女に憧れてしまった。

 

話をしてみたいが、一度も話をしたこともないのに何のきっかけもなく話せる訳がない。もどかしい。

 

5年生の時のクラス替えで、幸運にも同じクラスになった。だが憧れの存在と意識してしまうと、どうにも照れ臭くて話せない。

 

他の女子とは普通に話せるのに、Mちゃんの前に行くと何も出来ない。

 

時々彼女の方から話しかけてきたことがあった。嬉しいけど、話す内容はどうでもいい話題で終わってしまう。

 

「好きだよと言えずに初恋はふりこ細工の心」

 

まさにこれだ。好きなのに好きと言えない。目の前に彼女がいると心が揺れてしまう。

 

今思えば、行動に移さなければ何も起こらない。好きならば自分の気持ちを伝えなければ相手は気づかない。

 

しかし当時の私には何も出来なかった。「遠くで僕はいつでも君を探してた」だった。

 

やがて同じ中学校に進学し、同じクラスになることはなかった。高校も別の学校だった。

 

自分も時間とともに彼女のことを忘れていった。

 

時は流れ、40歳の年直しの時に同級会があった。その時、Mちゃんが数年前に亡くなったことを知った。

 

死因はわからないが、心にポッカリ穴が開いた気持ちになった。

 

同級会で会ってみたかった。あの時、好きでたまらなかったと伝えたかった。それももう叶わない。

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時々不思議と思い出すことがある。小学生だった同級生たちと合奏の練習をしている時のことを。そしてMちゃんのことを。

 

過ぎ去ったことなのに何で不意に思い出すのだろう。それだけ自分の人生の中で大きなことだったということか。

 

初恋は、緑色、あんず色。約40年が過ぎた今、その意味がなんとなくわかるようになった。