Tおやじの日記帳~TakaWata’s diary~

主にPTA広報紙、その他の話題を書いてます!

入学式の祝辞も暗記した話

 

卒業式を振り返る

卒業式は祝辞を暗記

平成28年度、私は中学校のPTA会長を務めた。さまざまな出来事があったが、やがて3月、卒業式を迎えた。

 

中学校の卒業式は、特別な意味がある。義務教育修了、青春時代真っただ中。我が子が少しであるが、大人になる瞬間だ。

 

自分の息子が中学を卒業する時にPTA会長をしていたことは、私の人生における大きな出来事だった。息子を含めた15歳の子どもたちへ、自分の思いを祝辞として伝えられた。

 

以前の記事で卒業式の祝辞を暗記した話を書いた。あがり症の私は、あんな緊張する場で祝辞を書いた紙を持つと必ず手が震えてしまう。手の震えを隠すために祝辞を暗記して卒業式に臨んだ。

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幸いに大成功。後で他の保護者や先生方に聞いたが、原稿を読まずに祝辞を述べたことは、恥ずかしながら大きな感動があったらしい。

 

次は入学式

今度は入学式祝辞

さて、PTA会長の仕事はまだ終わらない。4月の入学式、PTA総会までは会長の任期が続く。

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卒業式の祝辞を暗記して乗り切ったが、今度は入学式が待ち構える。入学式は卒業式と違って華やかなイメージがある。当時の校長先生は「卒業式ほど緊張しないよ!」なんて言っていた。確かに厳粛な卒業式に比べれば、これから始まる中学校生活に期待を膨らませて入学してくる子どもたちへ贈る祝辞である。

 

しかし私は卒業式以上に緊張する、と思った。卒業式に出席する保護者は3年間お付き合いした方々である。顔もわかるし、お話した方も多い。入学式は初対面の方がたくさんいる。

 

ここで自分のあがり症が憎らしくなる。初めて会う人が多い中で、ステージに上がって祝辞を述べる。これは予想以上に緊張度が上がる。

 

そうなると、入学式の祝辞も暗記してみようかと考えた。緊張感半端ない卒業式の祝辞を暗記したのだ。出来ないはずはない!

 

なるべくあっさりと、と思うが…

3月下旬、祝辞を作成して、またまた暗記の練習をした。卒業式よりはあっさりと短めに。華やかなイメージが大切と思うので、あまり手の込んだ内容にしないようにと心がけて作成した。

 

卒業式と比べると短めなので、暗記の方は比較的早めに覚えられた。卒業式の経験が大きかった。

 

そして入学式

いよいよ当日。意外なほど卒業式のように心臓バクバクにはならなかった。卒業式から1か月もたたないので、ある程度の「慣れ」もあったのだろう。

 

新入生入場、校長式辞。淡々と時間が流れた。この中学校は卒業式とは違って、祝辞はPTA会長のみ。そして教頭先生が「i中学校父母と教師の会会長、○○様よりご祝辞をいただきます」と告げられた。よし、行くぞ!

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祝辞全文

PTA会長の○○と申します。よろしくお願い致します。

福島市立○○中学校新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。また、お子様の中学校入学を心待ちにしてこられた保護者の皆様に、心よりお祝いを申し上げます。

 

さて、新入生の皆さん、いよいよ今日から中学生ですね。

皆さんは今、何を感じているでしょうか?小学校とは全く違う雰囲気、大勢の同級生、大きな体育館。これから始まる中学校生活に大きな期待を抱いていることと思います。私たち大人もかつては中学一年生の時がありました。今の皆さんと同じく中学生になった喜びを感じていました。皆さんの希望に満ちた目を見ていると、私も中学時代にタイムスリップしたかのようにとても嬉しい気持ちになります。

 

中学校は一生懸命勉強に励み、部活動に熱中し、友だちと語り合うとても楽しいところです。しかし、中学時代というものは、皆さんが成長するにつれていろいろな不安や悩みも出てきます。困った時には、友だち、先輩、先生方に何でも相談してください。そして何と言っても、皆さんのことを一番良く知っていて、世界で一番の理解者で、最も頼りになる存在の、皆さんのご両親に何でも相談してください。悩みというものは必ず解決します。決して一人で悩まないでください。そして私たち飯野中学校PTAは、いつも皆さんを見守っています。困った時には必ず皆さんを守ります。皆さんの後ろには私たちがついていますので、安心して充実した楽しい中学校生活を送ってください。

 

保護者の皆さま、今日の晴れの日を迎えられましたこと、重ねてお喜び申し上げます。真新しい制服に身を包んだお子様は、今日から○○中学校という新たな環境で学び、私たちもかつて通った道、青春時代が始まります。私たち保護者と先生方で、お互いに力を合わせ、子どもたちが安心して通える○○中学校を作っていければ幸いでございます。今後ともよろしくお願い申し上げます。

 

校長先生はじめ教職員の皆さま、新入生の保護者様にとっては目に入れても痛くない、宝物の子どもたちです。3年間、大きな成果のあるご指導を何とぞよろしくお願い申し上げます。

 

お忙しい中ご臨席を賜りました来賓の皆さま、この希望に満ち溢れる新入生へのご支援を心よりよろしくお願い申し上げます。

 

 新入生の皆さん、大いに勉強や部活動を頑張ってください。新しい○○中学校の歴史を作るのは皆さんです。皆さんの活躍を期待しています。

 

以上で私からの祝辞とさせていただきます。

 

平成29年4月6日

福島市立○○中学校父母と教師の会 会長 ○○

 

 

入学式を終えて

大きな満足感

やはり緊張した。しかし暗記することによって、新入生、保護者たちの目を見ながら祝辞を言えた。大きな満足感があった。

 

同じ小学校区の保護者から「ノー原稿?ありえねー!」なんて言われたが、緊張すると手が震える私にとっては暗記しかなかった。緊張しても手が震えない人にとっては理解しがたいかもしれないが、私のような小心者にとっては手が震えるのを見られるのはとても苦痛なのだ。

 

最後に

新中学1年生にとっては、PTA会長の祝辞なんて記憶に残らないかもしれない。保護者だって、何日か経てば忘れるだろう。しかし子どもにとっては人生の節目の中学校入学式。華やかな場において、PTA会長だって少しぐらいカッコつけたっていいですよね?

 

 

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